2.between the sheets (シーツの間で・・・)
月の白い光が差し込む部屋
月明かりに照らし出されたベッドの上で、抱き合うように横たわる
真っ白なシーツに流れる君の黒髪は
切ないくらいに美しくて
自分よりもほのかに温かい素肌が心地よくて、更に君を抱き寄せる
ふと、見上げた窓には
円い、
円い・・・・・・
満月
世界(こちら)の ことなどお構いなしと言わんばかりに光を放つ
―――――いつか二人であそこへ行こう
なんて、無邪気に笑った頃を思い出した
でも・・・知ってしまったのだ
どんなに強くなっても
どんなに槌を伸ばしても
月(あそこ)には到底たどり着けないことを
それでも
望んでしまう自分は、なんて愚かなのだろうか・・・・・
この混沌とした世界から
運命も使命もかなぐり捨てて
君と二人で逃げ出せたのなら
どんなに幸せなんだろう・・・・・・・・・